授乳を必要とするお子さんを連れての参列ということは、親族の場合がほとんどです。
そのような時には、事前に授乳する必要があること、頻繁に席を立たなければならないことを伝えておきましょう。
座る席を隅の方にしてもらう事や、授乳が出来るスペースの確保なども必要になります。
それらが整ったうえで参列した方が良いでしょう。
■ デザインよりも機能で選ぼう
授乳することは、お乳を赤ちゃんに与えることです。
後ファスナーのワンピースなどを着ていては、全部脱ぐ必要が出てきます。
式の途中に赤ちゃんが泣きだしてしまった時に、それでは困ってしまいます。
授乳するなら、前空きファスナーのワンピースとジャケットのアンサンブルをお勧めします。
前空きですから、ファスナーを下げることで授乳も早く簡単に出来ます。
またジャケットはテーラードジャケットでは無く、首元をホックで留める裾広がりのタイプを選ぶと、ジャケットを脱がずに授乳中もジャケットで隠してお乳をあげることが出来ます。
お乳をあげていると、洋服を汚してしまうこともあります。
黒服に白いお乳は特に目立ちます。
ジャケットがあれば隠してくれますから、他の人から見えることはありません。
前空きファスナーのワンピースは、ファスナー部分にプリーツがデザインされているものが多くあります。
このデザインは、授乳時期のお母さんの胸の大きさもカバーしてくれますから、その点からも適しているでしょう。
■ 大判のストール
式場の大きさや設備によっては、授乳の場所を取れない場合があります。
そのような時に、前ファスナー開きのワンピースにジャケットでも、参列者から見えるところで授乳するわけにはいきません。
出来れば衝立を用意してもらい、その後ろで授乳します。
そういった時に有ると便利なのが、大判の黒いストールになります。
お母さんの肩から赤ちゃんまでを覆う形で授乳出来ます。
他の人からも見えませんし、寒さ防止にもなります。
参列しているときは、そのストールを赤ちゃんのスリング代わりにして抱くことが出来ますから、お母さんも楽になります。
赤ちゃんを抱っこしたり、ひざ掛けとしても利用できますので、赤ちゃん連れの参列にはぜひ1枚用意しておくと便利で、安心して参列できるのではないでしょうか。