ブラックフォーマル着用時の女性のヘアメイクで、気を付ける事を集めてみました。
カラーリングをした茶色い髪のままでいいですか?
どんな年齢層でも、女性のヘアカラーは今や常識。でも、あまり明るい色にカラーリングした髪は喪服には浮きます。
あまり明るい場合は市販のヘアカラースプレーで、一時的に黒くするなど配慮した方がいいでしょう。長い髪はまとめた方が色が目立ちません。
口紅は塗らない方がいいのですか?
昔は「片化粧(かたげしょう)」と言って、女性が喪の席では一切紅を使わない風習があったそうです。
現代ではナチュラルメイクが相応、口紅を塗る場合には地味な色味を心掛けます。
目元やチークで気を付ける事は?
目立つ色のアイシャドウは使わないで、ブラウンやグレーなどの地味な色にします。
マスカラを塗る場合は、涙で目元が黒くならないようにウォータープルーフを。 チークも薄く控え目に付けます。
普段パールやラメが入った物を使っている場合も多いと思いますが、キラキラしたものは以外と目立つので、使わない方が無難です。
最近、若い人に多いまつげエクステはつけまつげのように外せないので、他のメイクを地味にするなどで自然に見せるようにしましょう。
ネイルはどうする?
普通のマニュキュアの場合は、除光液で落として参列します。 透明、ベージュは許容範囲ともされていますが、お洒落をしている雰囲気になる場合は塗らない方が無難です。
自分で落とせないジェルネイルの場合は、できるだけサロンに寄りたいところです。
どうしてもサロンに行く時間が無い場合は、黒の手袋で隠す、ベージュのポーリッシュを重ね塗りしてキラキラを隠すなどの工夫を。 ただし、手袋は焼香の際には外すのがマナーです。
ロングヘアは降ろしたままでいいですか?
デザインが地味な黒一色のバレッタやリボンで、後ろにまとめた方が喪服に似会います。
お団子にする場合は、低い位置の方が喪に相応しいと言われています。