冠婚葬祭の常識は時代とともに変わるのですか?

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喪服・ブラックフォーマルスーツの事を調べていると、冠婚葬祭の服装に関するマナーは時代や地域によって移り変わっているのを感じます。

一昔前のような確固たる決まりごとがゆらいでいるため、かえって様々な迷いが生じ、何を着ればいいのか迷います。

私(管理人)は現在東京都に住んでいますが、つい数年前まで「お通夜に喪服では用意していたようで失礼なので平服で行くもの」と思い込んでいました。生まれ育ちが九州で、その時に親から教えられた習慣が染み付いていたからです。

ところが、最近の首都圏で列席したお通夜の参列者のほとんどが洋装の喪服(ブラックフォーマル)でした。
私が親に教えられたマナーでは、喪の席ではアクセサリー全版がNGだったと思いますが、多くの女性はパールの一連のネックレスをつけています。

あれこれ迷って地味な平服を着ていった私は、逆に居心地の悪い思いをしてしまいましたが、確かに、忙しい現在では知人の葬儀のために仕事を休むのも難しく、本葬よりもお通夜の出席者が多い場合もあるようで、お通夜に正喪服というのも利に叶ったことです。また、訃報もメールや携帯電話ですぐに届くので、洋装の喪服を用意する時間も充分にあり、非礼にはあたらないのです。

お通夜のファッションの他にも、ブラックフォーマルを慶事で使えるか、という問題もあります。

ブラックフォーマル=喪服と思っている人にとっては、卒園式や結婚式に黒一色のスーツで来る人は驚愕の対象になるようですが、地方によっては、友人の結婚式には喪服と共用のブラックフォーマルが常識のところもあります。

そのような地方では、カラーフォーマルさえも非常識に思われるかもしれません。

嫁入り道具に和装喪服を持っていく場合に入れる家紋も、また物議を醸す原因になりがちです。

地域によって、実家の父方の家紋、実家の母方の家紋、嫁ぎ先の家紋など考え方が異なるからです。

「嫁ぎ先の家紋が常識」な地方に実家の家紋を入れて嫁げば、「嫁に来たのに実家の家紋を入れるなんて」と言われたり、「親がわざわざ用意してくれた喪服にケチをつけられた」などと騒動の原因になるようです。

まじめにルールを守ろう、非礼の無いようにしようと思えば思うほど、視野が狭くなり他人の考え方に対して厳しくなりがちなのかもしれません。

でも、昔のように一生を通じて同じ土地に暮らすわけではない現代に、自分に沁みこんだ常識ばかりを振りかざすことは得策ではありません。いろんな考え方がある、と広い視野を持つこととも大事なのではないでしょうか?

また、絶対に失敗したくない場面では、周りの人によく事情を聞いてみるのが大切ですね。特に年配の方の意見は、その地方の独自の背景など勉強になる事も多いものです。

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