和装喪服のお手入れ方法を教えてください。

和装の喪服を着た後、お手入れはどうすればいいのでしょう?
レンタルはそのまま業者にお返しするだけなので手軽ですが、自前の場合は手入れが必要です。

和服を丸洗いに出すと少しづつ生地が傷むため、そうたびたびクリーニングするものではありませんが、喪服の場合は次に着るまでの期間が長くなりがちなので、汚れ具合に適した手入れをしてから保管します。

(※現代ではクリーニング技術が発達しているため、昔のように10年に一度くらいしか洗わない方が汚れがたまり生地を痛める、という説もあります)

汚れがない場合

2~3日間、和装ハンバーにかけて室内で陰干しをしてから桐の箪笥などに保管します。
年に数回虫干しをする以外にも、時々箪笥の引き出しを開けて風を通します。定期的な点検が必要です。

汚れ・シミなどがある場合

着物のクリーニングを専門に扱う業者に出します。
着物の洗濯には専門知識が必要なので、口コミ・知人からの紹介などで信頼できる業者を探しましょう。

費用も着物の素材、シミの有り無し、洗い方で大きく変わってきます。
シミ抜きの場合は、シミの大きさ、シミが発生してからの年月によっても費用が違ってきますので、必ず見積もりを取るようにしましょう。

和服クリーニングの種類

主な和服クリーニングの種類を集めました。
同じ言葉でも業者によって意味が異なる場合もあるため、依頼前に内容を確かめる事が大事です。

丸洗い

京洗い・生洗いとも言われ、溶剤を使って洗う、いわゆる着物のドライクリーニング。
現在、和服のクリーニングで一番多い方法です。
油分を落とすには適していますが、水溶性の汗は落ちないため、汗じみの心配がある場合は別途「汗抜き」が必要です。

洗い張り

一旦着物をバラバラにして、反物に戻し、伸子という長い板に張って洗う方法。
洗い払い代金の他に仕立て代が必要なため、一番費用の掛かるクリーニング方法です。
着る機会がない和服は、反物の状態で保管することもできます。

汗抜き

丸洗いでは落ちない水溶性の汗を落とします。

しみ抜き

食べ物・泥はね・汗などにによるしみを抜く作業です。しみの大きさ、種類、経年などによって大きく費用が変わってきます。
しみ抜きできない場合は、柄足し・染め直しなどで対処する事もあります。
業者によってしみ抜き方法や技術に差があるため、信頼できる業者を探すことが重要です。

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