モーニングジュエリーについて教えてください。

モーニングジュエリー(mourning jewelry)とは、喪に服している期間中に付けるジュエリーの事です。

1861年、イギリスのビクトリア女王は夫のアルバート公が亡くなった後、悲しみのあまり25年の長きにわたって喪に服し、ジェットという黒い石のジュエリーを身につけたそうです。

女王は謁見する女性達にもジェットを身につけることを奨励したため、イギリス貴族女性の間で大流行し、一般の女性の間にも喪服にジュエリーを付ける習慣が生まれたと言われています。

ジェット(和名黒玉・こくぎょく)とは、樹木(松拍類樹木)が水中で何百万年という月日を掛けて化石化したもので、琥珀が樹脂の化石であるのに対して、ジェットは樹木の幹そのものの化石で、もと木であったためか独特の温もりがあり軽くやわらかく加工しやすいという特徴があります。

ジェットの宝石言葉は「忘却、警戒の役目、動揺の沈静化」。
争いや怒り、困惑などの束縛から苦しむことなく開放されるようになると言われています。

葬儀の際には一般的にパールのアクセサリーを付ける事が多いのですが、ジェットも喪の席に相応しい宝石です。

また、最近ではジェットをモーニングジュエリーとしてではなく、英国アンティーク風のお洒落を楽しむ一般用用として身に付ける人も増えています。

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